介護医療院レポート2
昨日に引き続き、福井県鯖江の介護医療院「かがやき」のレポートをします!
医療法人寿人会介護医療院かがやき(80床)
〒916-0025 福井県鯖江市旭町4丁目9-10
TEL:0778-51-2755 https://www.jujinkai.or.jp/kagayaki/

- 主治医の診察に基づき看護・介護・リハを一体的に提供。
- 1病棟40床の2病棟体制で運営。
- Ⅱ型介護医療院サービス費(Ⅰ)を算定
- 医師1.35名、看護・介護部17.65名、リハビリ4名、事務1名他職員含む計57名。
コストカットしつつもぬくもりたっぷり
介護医療院「かがやき」は、どう見ても、見た目は「病院」なのですが、全ての職員さんが、何とか、「住まい」に近づけようと、知恵を絞って努力されている姿が感動的でした。
例えばこちらの扉。木目調のデザインがあたたく素敵でしょう?
やっぱり、「住まい」に近づけるために、改装されたのだな、と思いきや、実はこの木目はカッティングシールでした!(素晴らしい工夫)

一方、必要な部分には費用惜しまず
おむつ処理機「エコムシュウ」の導入されていました。使用済みおむつを簡単にパックしてくれるマシーンです。特別なパックを使用しているため、おむつから放たれるあのいやな臭いを完璧に防いでくれます。 様々なウィルスの拡散も防止し、感染対策にも優れているようです。
ただ、パックの費用がかさむため、どこでも導入できる訳ではありません。


おむつ交換をされていたスタッフの方にお話を聞いてみました

エコムシュウどうですか?

ものすごくいいです!あるのとないのでは、仕事への気持ちが全然違います!

エコムシュウがない施設って働きたくないですか?

正直に言って、選んじゃうかもしれませんね…。オムツ替えは大切な仕事ですけど、ハッピーな仕事ではないし、匂いがあると気が滅入るのも確かなんですよね…。
※エコムシュウの会社さんとは何の繋がりもありません…。
おむつ替えのストレスが軽減されると、快適性がアップします。
匂いというのは大切で、気分にダイレクトに影響します。嫌な匂いがあれば、癒されませんし、働く人の笑顔も減ります。日常的にお世話してくださる方達が朗らかでなければ、住まいの雰囲気は暗くなります。
匂いが改善されるだけで、精神的負担はぐんと軽くなるようです。精神的負担が積み重なると、仕事は嫌になりますし、その嫌な気持ちは、入居者の方に伝わってしまいます。
ここは、人生の最終段階を過ごす人が多い場所です。できるだけ快適に豊かな気持ちで過ごしていただけるように工夫されていますね。
住まい部分に注目してご紹介しましたが、医療面などでも安心です。
- 医師が常勤
- 看護師24時間配置
- 経管栄養、吸引、褥瘡管理の必要な人にも対応
- PT、OT 、ST配置により積極的なリハビリテーション
- レクリエーション専門スタッフによるクラブ活動
介護医療院「かがやき」の詳しいレポートは、「それいゆ」でも掲載予定です。
ぜひご覧くださいませ😀