HOSPITALITY 〜長先生の接遇レッスン〜 VOL.77「医療現場にひそむスティグマ~ その一言は、誰のため? 制度と接遇の狭間で ~①」
受付カウンター越しのやり取りは、ほんの数分で終わることがほとんどです。それでも、ときどき、ある「場面」だけが、なぜか心に残ることがあります。
あとから振り返っても、「特に問題のある対応ではなかったはずだ」そう思いながらも、患者さんが視線を落とした一瞬や、少し早口になった別れ際の言葉が、妙に引っかかって離れない。
医事課長として現場に立ち会うようになってから、こうした“引っかかり”に、以前よりも敏感になった気がしていました。
次回は、「配慮のつもりだった、その一言」をきっかけに、医療現場で静かに生まれるスティグマについて考えていきます。

