令和2年6月のご挨拶

初夏の候、皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、心から感謝いたしております。

2020年度診療報酬改定が施行されて2ヵ月が経過しました。施設基準の見直しや新たに届出が可能となる項目のご確認は終えましたでしょうか。

また、9月末までの経過措置に関してですが、例えば、一般病棟用の重症度、医療・看護必要度においては、実績値が直近3ヵ月で数値を求めなければなりません。直近3ヵ月であることから、経過措置の切れる9月末から3ヵ月前であれば7月になります。遅くとも来月には取り組んでいかなければ、算定が出来なくなる項目もあるため注意が必要です。このように、施設基準の要件の中で、直近3ヵ月や6ヵ月で求められるようなものは、既に準備をしておく必要があります。また、療養病棟入院基本料を算定している医療機関であれば、「意思決定支援に関する指針」や「中心静脈注射用カテーテルに係る院内感染対策のための指針」の作成が必要です。このように院内における指針や規定の作成もございますので、できるだけ早い段階から作成を行っておいてください。

M&Cも在宅勤務を取り入れました。

この度、新型コロナウイルスの影響により弊社でも4月半ばから1ヵ月以上に渡り政府や県の指示の下、社員を交代制で在宅勤務を行ってまいりました。はじめは、先が見えず不安な点もありました。しかし、徐々に感染者数も横ばいから減少してきた時期にいつまでこの状況が続くのか、不安感が増してきました。そこで、分かりやすい目標がなければ、我々も行動ができないと実感いたしました。目標設定を行い組織全体に周知することで、組織の方向性を見出すことが重要な事だと改めて理解しました。更に、この目標に向かって指揮を執る幹部の方々のリーダーシップも必要になるのではないでしょうか。今回の新型コロナウイルス禍において、新たに発見したこともあれば、このように大切な事を再認識させられたこともあります。

先月もお伝えしましたが、皆様のご活躍があってこそ、地域の方々が安心して生活ができるものであり、心から感謝申し上げます。

末筆ではございますが、時節柄くれぐれもご自愛くださいませ

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