10月のご挨拶　

謹　　啓

清秋の候、皆様におかれましては、ますますご活躍のこととお慶び申し上げます。

早速で恐れ入りますが、今月より消費税増税に伴う診療報酬と介護報酬改定、介護職員等特定介護処遇改善加算が施行されます。皆様におかれましては、これらのご対応に大変苦慮されたことだと思われます。消費税増税において、療養担当規則に記載されてある保険外負担掲示物の変更はお済みでしょうか。もし、変更が出来ていなければ、この機会にお早めのご対応をお願い致します。また、選定療養費における自費徴収分の変更については、地方厚生局への届出が必要となります。こちらも掲示の変更が必要ですから注意しておかなくてはなりません。

さて今月は、今年限りの祝日が１０月２２日にございます。即位礼正殿の儀として、天皇陛下の御即位を公に宣明されるとともに、御即位を内外の代表が寿ぐ儀式となっています。令和という新しい元号となって、早くも半年が経過しようとしています。月日が経過するのは早いもので、次の半年後には診療報酬改定が待ち受けています。来年度診療報酬改定における第二ラウンドも始まり、病棟機能の在り方や働き方改革と医療の在り方等の第一ラウンドで議論されたテーマについて、詳細な議論が展開されています。次年度の診療報酬改定がどのように変更され、どのように対応できるかを考えていかなくてはなりません。これらの議論を収集し、早い段階で方向性を定め、現在行なっている業務で点数が新設されたり、少しの変化で取得できたりする点数においては、職員全員で協力し合いながら取得できるよう目指して行きましょう。今後の医療と介護においては、チームという言葉が大切です。皆様も職種間連携を強化し取り組んで参りましょう。

末筆ながら、秋気肌に染む時節、風邪など召されませぬよう皆様くれぐれもご自愛ください。

敬　　具