2月のご挨拶

現在の診療報酬は、医事課の個人戦ではなく、病院全体としての団体戦である事を忘れないでください。

謹  啓

立春の候、皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

早速ですが、今回の診療報酬改定は、診療報酬本体+0.55%ですが、薬価改定は▲0.99%、医療材料価格は▲0.02%、全体で▲0.46%という結果でした。

診療報酬本体のうち0.08%が消費税財源を活用した救急病院における勤務医の働き方改革への特例的対応となっています。

これは、先月紹介した基本的視点の①医療従事者の負担軽減、医師等の働き方改革の推進が重点課題となっていたように、この対応が評価される仕組みになったと考えます。勤務医の働き方改革として、診療報酬において公費126億円、地域医療介護総合確保基金として公費143億円が対応されることとなっています。

医療における働き方改革として、次期改定においてもタスクシフト、タスクシェアとあります。他職種の職員同士においても互いに支え合い協力しながら、業務の効率化を図ることが必要ではないでしょうか。さらに、本当にその業務が必要か吟味しながら業務改善に取り組み、無駄だと思われる業務に関しては止める勇気も必要になると考えます。

今月は、個別改定項目として短冊が出て診療報酬改定の内容が明確になっていますが、この内容をしっかり理解し、皆様方の医療機関において、どの項目が当てはまり算定出来るか、今まで算定出来ていたものが同様に算定できるか、チェックしていくことも必要でしょう。

加算の評価や見直しにより、国が何を求めているかを考えて頂きたいと思います。

国が考えているポイントを見極め、改定において評価されたポイントを強化していくことが、今後の経営において重要な役割になると考えます。実際の点数が公表されてから取り組みを考えていては遅いです。

そして、国がどのような意向を示しているかを早急にキャッチし、医療機関内で情報共有を行ない、他職種協働にて対策を立てることが、改定への先手必勝だと思います。

現在の診療報酬は、医事課の個人戦ではなく、病院全体としての団体戦である事を忘れないでください。

末筆ではございますが、皆様のますますのご多幸をお祈り申し上げております。

敬  具

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