11月のご挨拶 

謹  啓

菊花の候、皆様におかれましては、ますますご活躍のこととお慶び申し上げます。

先月、東日本地方を中心に台風19号により甚大な被害に遭われた地域の皆様、ご家族やご親戚の方々へ、心よりお悔やみ申し上げます。被災された方々の生活が1日でも早く日常生活を取り戻すことができますよう、心より祈念いたします。

厚生労働省の地域医療構想に関するワーキンググループより病棟再編を促す目的として、424病院の公表がなされたのは皆様ご承知の通りでしょう。地域医療構想は、2025年に向け地域ごとに効率的で不足のない医療提供体制を構築することです。今回公表されたのは、地域により人口等の特性を踏まえ地域医療調整会議の議論活性化を促し、地域医療の見直しを行い、ダウンサイジングや機能分化を推し進めることだと考えています。地域にどの機能が相応しく、どれくらいの病床が必要かを議論しなければなりません。今回は、公立・公的病院のみの公表となっていますが、民間病院も地域での役割を考え機能分化を行なうことが必要です。

さて今月2日には、ラグビーワールドカップの決勝戦が行なわれます。一か月半の期間に熱戦が繰り広げられました。ラグビーの精神でもある「one for all、all for one」「一人は全てのために、全ては一人のために」という言葉があります。トライを奪う事や勝利する目的を達成するためには、チームとして個人個人が味方のサポートを行なう事で、強固なチームになるということです。これは、皆様のチーム医療にも繋がるのではないでしょうか。皆様も患者さんを中心に多職種による支援を行っているでしょうから、多職種連携として相手を尊重し協力し合うチーム医療の構築が大切だと感じました。

末筆ながら、実りある晩秋です。どうか体調に気をつけてお過ごしいただき、くれぐれもご自愛ください。

代表取締役 佐々木 直隆

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