1月のご挨拶

新春の候、皆様におかれましては、お健やかに新年をお迎えのことと慶賀の至りに存じます。平素は格別のご厚情を賜り、心よりお礼申し上げます。

早速ですが、今春は診療報酬改定が控えており、慌ただしい日々が目前に迫っています。皆様もご存知だとは思いますが、先月、診療報酬改定における基本方針が公表されましたので、改めて確認致します。

まずは、改定における基本認識としまして、以下の4つが掲げられています。

①健康寿命の延伸、人生100年時代に向けた「全世代型社会保障」の実現

②患者・国民に身近な医療の実現

③どこに住んでいても適切な医療を安心して受けられる社会の実現、医師等の働き方改革の推進

④社会保障制度の安定性・持続可能性の確保、経済、財政との調和

そして、改定の基本的視点と致しまして、以下の4つが掲げられています。

①医療従事者の負担軽減、医師等の働き方改革の推進

②患者・国民にとって身近であって、安心・安全で質の高い医療の実現

③医療機能の分化・強化、連携と地域包括ケアシステムの推進

④効率化・適正化を通じた制度の安定性・持続可能性の向上

 この基本的視点の中で重点課題として掲げられているのは、①の内容です。具体的方向性の中に、医師等の長時間労働などの厳しい勤務環境を改善する取り組みの評価や業務効率化に資するICTの利活用の推進とあります。業務効率化に関しては、どの部署にも当てはまるのではないでしょうか。まずは、自らの部署における業務の洗い出しを行ない、整理し、今行なっていることが必要か不要か仕分けることが重要です。「業務効率化に取り組んだものの効果が実感できない」と言う声も聞きます。そのような方はチェック機能を見直しましょう。PDCAサイクルを活用し、業務改善のプランが確実に実行されているか確認してください。

末筆ではございますが、本年もより一層のご支援ご厚情を賜りますよう、どうぞ宜しくお願い致します。

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