訪問介護の看取りについて

こんにちは、M&Cパートナーコンサルティングの岩尾です。

看取りについて各サービスに加算が設定されていましたが、今回、訪問介護に看取りに関する内容の議論が進められています。

現に訪問看護や定期巡回・随時対応型訪問介護・看護にはターミナルケア加算が設定されているので、同内容の加算の創設が考えられます。

11/16に発出された内容では、看取り期における対応として、看取り期には、頻回の訪問介護が必要とされ、かつ、一定期間柔軟な対応が求められることや、報酬体系の簡素化の視点を踏まえ、看取り期の利用者に訪問介護を提供する場合、訪問介護に係る2時間ルールの弾力化が対応案として挙げられています。 現行の2時間ルールは、訪問介護の提供時間の間隔が2時間未満の場合、それぞれの所要時間を合算して算定することですが、今回、看取り期の利用者には、頻回の訪問も必要となる事から、2時間ルールがネックになってしまうので、必要な訪問への評価と考えられます。

在宅移行が進む中で、訪問介護が関わる役割も大きなものとなりますので、加算などで補う事ができれば良いと思います。また、報酬増から訪問介護事業所の人材不足解消となれば、より良いと思います。

第193回介護給付費分科会 訪問介護・訪問入浴介護の報酬・基準について

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000694881.pdf