入浴介助に関する新たな加算の新設へ

こんにちは、M&Cパートナーコンサルティングの岩尾です。

通所系サービスの利用者の中には、入浴目的で利用されている方も多くいます。入浴目的の利用=自宅での入浴が難しいという事でデイサービス等で入浴されています。

2021年改定では、入浴介助加算に新たな加算の新設が進められています。

現行の入浴介助加算に加え、利用者が利用者宅において、自身又は家族等の介助によって入浴を行うことができるように、医師・理学療法士・作業療法士が利用者宅を訪問し、浴室の環境を確認。(状況によって環境整備の実施)

多職種連携のもと、利用者の心身の状況や居宅訪問により把握した利用者宅の浴室の環境をふまえた個別入浴に関する計画を作成。計画に基づき、個別に入浴介助を行うことを要件とする加算が新設となります。【第193回介護給付費分科会より】

デイサービスなど業務の中で入浴介助が大きな負担となっている事例がよくあります。入浴が終わらないから○○ができないという意見もよくあります。

デイサービス等で入浴訓練を行って、自宅でも訪問リハなどで自宅の浴室で訓練するなど連携しながら入浴に関して自立支援を行う事はひとつのプランとして検討できる内容ではないでしょうか。自宅で入ることができる利用者が増えれば、入浴介助への負担軽減につながるのでは・・・

第193回介護給付費分科会 

通所介護・地域密着型通所介護・認知症対応型通所介護の報酬・基準について

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000696138.pdf