令和2年9月のご挨拶

謹  啓

初秋の候、皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、心から感謝いたしております。

早速ではございますが、来年4月に行われる予定の介護報酬改定に向けた内容です。新型コロナの影響の為、通常より多忙かと思われますが、情報収集は行なえているでしょうか。先日、政府から「経済財政運営と改革の基本方針2020~危機の克服、そして新しい未来へ~」が通知されています。いわゆる骨太方針2020です。この中から医療・介護の関連した箇所をご紹介いたします。キーワードは、「人材確保」と「ビッグデータの活用」が挙げられると考えています。

まず、介護施設においては、個室化など環境整備を含めた感染拡大防止のための支援が図られることが明文化されています。コロナ禍の影響により他業種においては、求人が減少していますが、介護職においては労働需要が以前より高い状況が続いています。他業種からの離職者向けの公共職業訓練や求職者支援訓練を通じ、就職に必要な職業スキルや知識の習得を目指し、優良な職業紹介事業者を明確化にすることで、人材を円滑に確保する方針となっています。

次に、医療・介護分野におけるデータ利活用としてオンライン化を加速させ、PHRの拡充によりデータヘルス改革を推進する方向性となっています。オンライン資格確認のための保険医療データプラットホームを今年度に本格運用を開始し、特定健診情報を本年度、薬剤情報を来年度、手術等の情報を再来年度に稼働させる予定となっています。さらに介護分野では、人手不足を解消する手段として、AI等を活用した生産性向上への取組も進めていくようです。代表的なものですと、ケアプランの作成や介護ロボットの導入も含めて、来年度の介護報酬において人員配置も同様に議論の対象になるかと思われます。また、リモートの活用や文書の簡素化・標準化・ICT化等の取組が行われていきます。医療・介護分野のデータのデジタル化と国際標準化を目指す方向になります。このように、新たな展開が期待される内容については、早い段階で対応できる体制が必要になるかと考えます。

末筆ではございますが、時節柄くれぐれもご自愛くださいませ。

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